ばむせの日記

コミュ障マンのクソ後ろ向き日記

色鉛筆でのお絵描き

ばむせちゃんは滅多に色のついた絵を描かないけれど、今みたいに大型連休などがあれば描く時もある。寝っ転がりながら色塗りできるからスマホで色をつけることが多いけど、スマホもペンタブも持ってない頃は色鉛筆を使っていた。安いし学校に持ってきても怒られない便利ツールなので、中学高校時代は特によく使っていた。

私のオススメはトンボの色鉛筆。芯が硬くて使いやすい。ドイツかどっかの海外の高いやつも持ってるけど、芯が柔らかくて発色がよすぎてしまうので私には合わなかった。まあ使いやすいとか使いにくいとかは人それぞれだからね。

色鉛筆でお絵描きすることの利点は、なんといってもその辺のイオンとかで道具が揃うところ。私が使ってる道具はこんな感じ。

  • トレース台
  • ケント紙
  • コピー用紙
  • マスキングテープ
  • 鉛筆削り(色鉛筆用)
  • シャーペン
  • 2Hくらいの鉛筆
  • でかい消しゴム
  • 細い消しゴム(ノックして繰り出すやつ)
  • トンボの色鉛筆

トレース台はイオンにはないかもだけど、最悪なくてもちょっと不便なだけだから大丈夫。私もトレース台は最近買ったし。私はコピー紙にシャーペンで下書きして、それをマスキングテープでケント紙にはって固定してトレースしている。本番の絵は2Hくらいの硬い鉛筆で描かないと、色鉛筆で塗ったときに黒くなっちゃうのでそうしてる。そんな硬い鉛筆ないよ!っていう場合はシャーペンで描いた本番の絵を上から消しゴムで叩いて薄くするといいよ。ただそうするとなんとなく絵が黒っぽくなっちゃうから、筆圧がえげつない人は硬い鉛筆がおすすめ。てか筆圧がえげつない人に色鉛筆って向いてないかもしれないことに気づいちゃった。色鉛筆ってゴリゴリ塗りすぎるとそれ以上色が乗らなくなっちゃうから、優しいタッチでちょっとずつ重ねて塗る必要があるのだ。ただこれは私のやり方なので、筆圧すごくても上手にやれる方法もあるかもしれない。

ちなみにものすごく上手な人だったら電動消しゴムとか練り消しゴムとか、鉛筆削る用のカッターとかを使っていたりするみたいだけれど、私みたいなど素人だったらそんなもん持ってたってそう使いこなせるわけでもないので、なくても大丈夫じゃないかな。カッターで鉛筆削ったら、慣れてないとやり直してるうちに鉛筆削りすぎてなくなっちゃうし、ケガするかもしれないしね。デッサンの経験がないなら鉛筆削りで十分だ。私は学校でデッサンやってた時すら鉛筆削り使ってたのでもう諦めている。

紙はケント紙がつるっとしててオススメだけど、これも好みかな。私の場合は硬い芯の色鉛筆が好きだからつるっとした紙のが相性がいいというだけな気がするので。私は画用紙だと紙の質感が出すぎるのが好きじゃないし、めっちゃ消しゴム使うから合わない。その点ケント紙は丈夫なので消しゴムかけてもボサボサになりにくくて安心だ。ちなみにケント紙もイオンとかには売ってないかもしれないし高いんだけど、私は一時期代わりにマルマンのルーズリーフの無地を使ってました。コピー用紙並みにペラペラだけど質感はほぼケント紙なので、まだ廃盤になってないならケント紙のジェネリックとして大いに役立つよ。

で、肝心の色鉛筆のテクニックだけど、私はほぼ自分で使いながら覚えていったのでそんなもんは知らんのだな…。せいぜい、減法混色だから補色を使うと深みのある影が描けるよとか、明るいところにはイエロー、暗いところにはパープルを使うといいよとかしか言えない。色鉛筆ってマイナーな画材だから、あんまり使い方を調べても出てこない気がするんだよね。私が唯一参考にしたのは、しかるねこで有名なもじゃクッキーさんのブログ(ブログじゃなくてyoutubeだったかも?)。プロだから当たり前だけどめちゃくちゃ上手な人だから興味ある人は見てみてね。

私から言えるのは、とにかく色鉛筆の先っちょはいつもトキントキンにしといた方がいいってことだろうか。丸くなってるとすぐ絵が潰れちゃうし。まあ私の描く絵が小さすぎるせいかもしれないけど。常に尖らせようとするといっぱい削らなきゃいけないけど、色鉛筆って特定の色だけ単品で買うこともできるし、そんなに高価でもないし、毎日描くわけでもなければいっぱい削って問題ないと思う。

あとは色鉛筆とデジタルを比べたらそりゃもちろんデジタルのが上手く塗れるんで、色鉛筆だとあーもう全然上手くできねえわ!もういいや!って妥協しまくるお陰で意外とさっさと塗り終われるところも時間がない社会人にはいいかもしれない。いやこれは私だけかもしれんけど。

あと、色鉛筆って結構鮮やかな色が多いから、明るい雰囲気の絵に合うと思う。美少女とか美少年とかカップルを描くのに特にぴったりで、なんでもかわいくなるので楽しい。あとは色を重ねることで混色していくんだけど、かわいい色を生み出せると楽しい。トンボの色鉛筆なら、影に赤紫や青紫を使うとだいたいかわいくなって楽しい。暖色なら赤紫、寒色なら青紫を合わせるとなじみが良くて、絵が上手くなった気になるのでテンション上がる。

私が下手なだけかもしれないけど、暗い絵を描こうとすると汚くなっちゃう。黒やグレーを多用すると特にそうなっちゃうんだよね。無彩色を使わずに暗い色を表現できたらもうプロでいいんじゃねって思うもんな。だから黒髪を描く時なんかは、深緑とか青紫色を重ねて、一番暗い部分にだけブラックを使うようにしてみたりしている。だからブラックはマジで常にトキントキンにしないといけなくて、3本くらい予備が買ってあるくらいだ。今となってはお絵描き自体あんまりしないからこんなにあっても仕方ないのにね…。しかも最近はめんどくさくて黒の代わりにシャーペン使ってるくらいだし。シャーペンだと黒じゃなくて暗いグレーみたいな色になるけど、暗くしすぎたくない時とか銀髪のキャラの眉毛とかの細かい部分にはちょうどいい気がする。細い線が引けるし。

色鉛筆の説明はこんな感じ。長年お絵描きしてるけど色鉛筆使ってる人って本当にいないよね。バケツ塗りとかみたいな便利機能はもちろんないけれどやってみると意外と楽しいからおすすめだよ。面積が少ない方が時間をかけずに塗れるし、慣れないうちは広い面積を塗るとムラになっちゃって難しいから、推しの顔面だけとかを描いてみたらいいんじゃないかしら。

最後に私が描いた色鉛筆の絵を自慢しておしまい。なぜかFGOがやたら多い(最後のは東方だよ)。

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私でもこんな感じで、なんかそれなりにそれっぽくは描けるので、みんなも試してみてくれよな。

それではまた次の記事で。