ばむせの日記

コミュ障マンのクソ後ろ向き日記

BLACK CATはいいぞ

ある日突然、toloveるで有名な矢吹健太郎先生が20年くらい前に描いてた漫画、BLACK CATを読みたくなったので、早速中古で全巻セットを購入し、速攻で読んだのだった。

もはやどうやってブラキャのことを知ったのか思い出せないんだけど、一度大昔に漫画やアニメを見たことがあった。内容はほぼ覚えてなかったけど。それでなんか知らんが突然思い出して読みたくなったのだ。

ストーリーは、秘密結社の殺し屋(作中では抹殺者と書いてイレイザーと読む。カッコイ~)である主人公があるきっかけで組織を抜けて、掃除屋になっていろんな悪い奴を捕まえたり因縁のある宿敵をやっつけたりなんやかんやするお話だ。掃除屋っていうのは平たく言うと犯罪者を捕まえてお金を貰って生計を立てる、いわゆる賞金稼ぎだ。ちなみにウィキペディアにはクライムサスペンスって書いてあった。

まあとにかくそういうダークヒーロー的なお話なのだ。主人公の年齢も少年ジャンプで連載してたわりには23歳だし、相棒も30歳だ。ジャンプにしては高齢な気がする。いや高齢って言っても、確かに子供の頃読んでた時は30歳か~イケオジ(当時はそんな言葉ありませんでしたけど)じゃーんと思ってたけど、30歳なんて全然オジじゃないよね。

この漫画の見所なんだけれど、私の個人的な見所としては、中二心をくすぐる設定や世界観、ヒロインのかわいさ、ラスボスのヤバさかなと思う。

ここからはネタバレもあると思うので、嫌な人は閲覧を控えてね。

まず設定や世界観なんだけれど、さっきもチラッと書いたようにめっちゃ中二心をくすぐるのだ。主人公のトレイン君が所属してた秘密結社はクロノスっていうんだけど、そんだけですでにかっこいい。で、クロノスには13人の時の番人(と書いてクロノ・ナンバーズと読む)っていう幹部的なえらい人がいて、これもなんかありきたりなんだけどかっこいい。作中では明言されてなかった気がするけど、多分番号が若いほどえらいのかな。リーダーはナンバー1だし。ちなみにナンバー1はスラックスの似合う美人なお姉さんだ。秘密結社に育てられてすごい忠実で冷酷なんだけど物腰は柔らかくて、さらに黒服の男たちを引き連れていてかっこいい。

さらにちなみに、私の推しはナンバー10なんだけど、黒髪でロングヘアで華奢な美少年だよ。中盤くらいから登場する。1と10が一緒にいるシーンがあるんだけど、この漫画って中盤すぎるとヒロイン以外ほぼ男しか出てこなくてクソむさ苦しいから、まるでオアシスだった。作者が矢吹さんなだけあって女の子はすごいかわいいんだよね。もちろん男もイケメンだけどね。

トレイン君はタイトルと同じブラックキャットって通り名があって、秘密結社にいた頃はナンバーズの13だった。黒猫だから不吉な番号の13なんだろうね。左の鎖骨のあたりにⅩⅢって刺青がある。他のナンバーズもどこかしらに刺青があるよ。ナンバーズが持ってる武器(特別製でオリハルコンでできている。カッコイ~)にも刻印されてて、それぞれの武器にもちゃんと名前がついてる。トレインの持ってる銃はハーディス。うーんカッコイイ。

でヒロインなんだけど、ヒロインもまた中二心をくすぐる。生体兵器で、体の中にナノマシンという体を変化させるやつを生み出す器官があって、翼を生やしたり髪の毛を刃に変えたりして戦う。生体兵器として産み出された人工人類なのだ。カッコイ~。兵器として生きてきたので精神的に未熟なところもまたギャップでかわいい。トレインの相棒のスヴェン(記事の最初で言ってた30歳のイケオジね)になついてて、おじロリなシーンが何回か見られる。やったぜ。

あとはラスボスだ。トレインと同じく秘密結社にいたんだけど、なんやかんやあって秘密結社を抜け、革命を目論む組織「星の使徒」のリーダーになった。うーんカッコイイ。星の使徒のメンバーはリーダーのクリード含め、道(タオ)っていう超能力に目覚めていて、これもまた中二心をくすぐる。メンバーのキャラクターも個性的で好きだけど文字を打つ元気がなくなってきたのでメンバーについては触れないとく。

クリードはなんかトレインにめっちゃ心酔してて、もはやヤンデレである。普段は冷酷な革命組織のリーダーです!みたいな顔(具体的に言うと目が怖くてなんか眉毛が薄くて唇カサカサ)してんのに、トレインのことになると急にポンコツになって、説得したら革命の仲間になってくれると思い込んでいる。トレインを星の使徒に引き入れるためなら全然殺人とかするしトレインもボコボコにしたりしている。

話は変わるけど私は主人公が未熟で強くなるために修行しなくちゃいけない漫画は、挫折するシーンがあって自分も傷つくから見ないんだけど、ブラキャはトレインがやられるシーンはクリードにボコボコにされるところくらいなので大丈夫だった。ボコボコにされるけど引き分けだったしね。

まあそんなわけで、クリードのやばさはクレイジーサイコホモ(トレインは僕が唯一尊敬した男って言ってたから多分ホモではない)って感じで面白かった。ある意味ヒロインかもしれんな。

というわけで、BLACK CATの紹介はこんなところかな。感想は?と聞かれても、読書感想文とか苦手だったんで、特にないです。何回も言ってたけど強いて言うなら中二心をくすぐるしかっこいい。あと女の子かわいい。

この記事でおっブラキャ面白そうじゃーん!と思ってもらい、漫画かアニメを見てもらえれば私が喜ぶので、見たよ!って人はぜひ教えてくれよな。