ばむせの日記

コミュ障マンのクソ後ろ向き日記

好きな音楽の話

みんな知ってると思うけど、私はALI PROJECTというバンドのファンだ。このアリプロを知ったのは小学校高学年の頃、かみちゃまかりんの主題歌を聞いたのがきっかけだ。しかしネット環境もなんもなかったので、アリプロの情報やCDを手に入れられるようになったのは高校生で、ライブには3年前から行くようになった。まあにわかみたいなもんなので、私の言ってることはほぼ私の主観だから信用しないでほしい。あともし古参のファンの方が見ていたらなんかにわかがイキっとるわ。と流してほしいです。

話を戻すと、私の曲の趣味はだいたいこういう系統なので、ばむせちゃん中二病?って思う人もいるだろう。いやばむせちゃんは中二病だったわ。

でもアリプロは当たり前なんだけれど中二病みたいな恥ずかしい感じではなくて、歌詞も深かったり物語があったりするし、言葉も美しくて、もちろん曲もよくて、どれも1つの作品として完成されているというか、世界観が丁寧に作り込まれていると感じる。服飾学生的にわかりやすく言うと、コンセプトがちゃんとしているのだ。しかもコンセプトがちゃんとしているのに、毎年新曲が10曲くらい入ったオリジナルアルバムを出している。デビューから全部で300曲以上作っているってことになるんだけど、意味わからない。特に全盛期はオリジナルアルバムも作ってアニメのタイアップもたくさん作ってたのでますます意味わからない。

アリプロはやっぱりアニメの主題歌が有名だと思うけれど、それだけを聞いていてもアリプロの曲の幅広さはわからないと思うので、ぜひ聞いてみてほしい。昔のアルバムなら中古でお安く手に入るからオススメだし、個人的には最近のアルバムも昔の曲よりももっと多彩というかいろいろなタイプの曲があって面白いからオススメ。

私のオススメのアルバムは、多すぎるからかなり搾るけど、

「Dilettante」「薔薇架刑」「Poison」「令嬢薔薇図鑑」「快楽のススメ」「流行世界」。

いや全然絞れてない。

「Dilettante」は「ディレッタントの秘かな愉しみ」と、「密猟区」と、「北京LOVERS」という曲が好き。バロックなくらーいお部屋で蝋燭の炎がくゆっているような雰囲気でウットリする。ちなみに有名(だと私は思ってる)な「愛と誠」はこれに収録されている。

薔薇架刑」はローゼンメイデンの主題歌と、そのカップリングと、ドールたちのイメージソングが収録されている。つまりみんなの好きな「禁じられた遊び」や「聖少女領域」が収録されているよ。さあ買うんだ。私は薔薇水晶のイメソンである「春蚕」という曲が一番好き。家畜化され退化し人間に依らなければ生きられない蚕と尽くす恋をかけているのかなと勝手に思っている。

「Poison」はタイトルの通り毒っぽい。「処女懐胎、あるいは白骨塔より少女達は飛翔する」という曲が一番好き。蜜蝋の肌とか玻璃の骨というフレーズがあるのだけれど、なんて美しい言葉なのかしらと感動した。この曲はググるとすごくわかりやすい解説をしている人の記事が出てくるのでそれもオススメ。

「令嬢薔薇図鑑」はジャケット写真や歌詞カードには令嬢たちがいっぱいいてかわいいアルバム。曲も乙女ちっくで、でも少し影のある感じだったりして、少女の持つ華やかさと儚さ的なそういう感じがする。

「快楽のススメ」はなんかわかりやすい歌詞の曲があんまなくてアホのばむせちゃんには理解できないのだけれど、全部の曲が良いのでオススメ。こちらもなんかバロックなくらーいお部屋で蝋燭の炎がくゆっている。

「流行世界」はなんでこのタイトルだったかなんかのインタビューで読んだはずなのに忘れてしまった…。アルバムタイトルと同じ「リュウコウセカイ」という曲があるのだけれど、こちらも「処女懐胎、あるいは白骨塔より少女達は飛翔する」みたいにフレーズが綺麗なのでオススメ。眠れる少女の悪夢にとまって歪んだ真珠の卵を産み付けたりする。

なんか想像よりめっちゃ長い記事になっちゃった。実は昨日、記事を更新するのを忘れて、記事のストックもなくて、だから慌てて書いたのだけれど、それなのに長くなってキレそう。

ほんとはアフタヌーンティーに行ったことを記事にしたかったけど、アフタヌーンティーを完食することがいかに大変かくらいしか書くことが思い付かんのだよね。気が向いたら書きます。

それではまた。